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クジラ食べるクジラ!肉食恐竜並みの歯とアゴ

南米ペルーの1200万〜1300万年前の地層から、絶滅したマッコウクジラの頭骨化石が見つかった
 
イカなどを吸い込んで丸のみする現生のマッコウクジラと違い
肉食恐竜のような巨大なアゴと歯が特徴で、他のクジラを襲って食べていたと考えられるという
フランス国立自然史博物館などの研究チームが、英科学誌ネイチャーに発表した
 
見つかった化石は頭骨の一部と歯で、頭骨のサイズから、体長は13・5〜17・5メートルと推定される
マッコウクジラの化石では過去最大という
上あごには左右9本ずつ、下あごには11本ずつ歯があり、最大直径12センチ、長さ36センチの歯もあった
海洋文学「白鯨」の作者メルビルの名にちなみ、学名「レビアタン・メルビレイ」が付けられた
 
ペルーの同時代の地層では、過去に巨大なサメの化石も発見されており
当時はこの2種が、海の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられる
研究グループは「この時代には様々なマッコウクジラがいたが、その後の地球の寒冷化に適応できず、現生のマッコウクジラにつながる祖先が生き残ったのではないか」としている

2010年07月03日 12時34分 提供元:読売新聞
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