SSブログ

718

全面鏡張りで太陽光はね返す、水星探査機完成へ

2014年夏に水星へ旅立つ探査機の試験機が
相模原市の宇宙航空研究開発機構でほぼ完成して、全面鏡張りの風変わりな機体が姿を現した
 
水星は太陽に最も近い惑星で、地表温度は約450度に上る熱対策が最大の課題で
鏡はその秘密兵器強烈な太陽の光をはね返すことで、計算では鏡の表面を160度
観測機器が搭載された機体内部を60度以下に抑えることができる
 
機体は幅約1・8メートルの八角柱で、翼のような形の太陽電池パネルはない
側面にぐるりと巻かれた3本の黒い帯が太陽電池だ
同じ面ばかりに光が当たって過熱しないよう、機体は回転し続けるが、どの面が太陽側を向いても発電できる
10月には、オランダで熱対策が有効か試験を行う
強烈な光と熱を発する「疑似太陽」を使い、水星と同じ熱に耐えられることを確かめる
成功すれば、実際に打ち上げる機体を来年6月ごろから製造する

2010年07月18日 23時02分 提供元:読売新聞
タグ:探査 宇宙 水星
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

703803 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。