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「幻の城」敦賀城遺構、発掘調査で初めて確認

福井県敦賀市教委は19日、同市結城町の市立敦賀西小学校校庭で
敦賀城の一部とみられる16世紀末の建物跡を発掘したと発表した
 
敦賀城は、関ヶ原の戦い(1600年)の奮戦ぶりで知られる戦国武将大谷吉継の居城だったが
江戸幕府の一国一城令により、築城から約30年で姿を消した“幻の城”
古地図などから同校周辺にあったことはわかっていたが、発掘調査で遺構が確認されるのは初めてという
 
調査は、新校舎建設に先立って昨年11月から行われており
これまでに明治時代の裁判所や江戸時代の奉行所の跡も見つかっている
敦賀城のものとみられる建物跡は地下約2メートルの地層から出土
柱を置いた礎石が20個以上あったほか、同時代の陶磁器や瓦などが見つかった
 
市教委文化振興課の中野拓郎係長は
「城郭の一部を構成していた建物と考えられる
これまでは伝承しかなかった敦賀城の全容解明につながる貴重な発見だ」と話している
22日午後1時30分から、現地説明会が開かれる

2010年03月20日 10時27分 提供元:読売新聞
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