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スナメリ赤ちゃん長崎で保護、人工保育に挑戦

水産資源保護法で保護動物に指定されているスナメリの赤ちゃんが
長崎県佐世保市の西海国立公園九十九島水族館(海きらら)で保護・飼育されている

スナメリの赤ちゃんの保護は極めてまれで
親と離れた赤ちゃんの生存は不可能とされるが、飼育を始めて20日で11日が経過
同水族館は「生態解明と保全の手がかりをつかむためにも飼育を成功させたい」と
試行錯誤を繰り返しながら人工保育に挑んでいる
 
スナメリは世界最小のクジラ
保護された赤ちゃんは雌で、体長約65センチ、体重約6キロ
10日に大村湾の西海橋付近の海にいたのを近くの漁師が発見し、同水族館が引き取った
生後間もない頃に母親とはぐれたとみられ、尾びれが曲がっており、うまく泳げないという
 
職員が付きっきりで1〜2時間おきにミルクを与えている
吸う力が弱いため、小動物用のカテーテルを胃まで入れて飲ませているという
しかし、体重は保護時から約2キロ減った
生態の詳細が不明で、ミルクの脂肪分の配分などがわからず
イルカの飼育例を参考に食事を考えている状態だ
担当飼育員の駒場昌幸さん(41)は「便の状態や血液データなどで何が成長に良いのか調べながら育てており不安もあるが、できれば大きく成長させて大村湾に戻したい」と話していた

2010年04月21日 15時24分 提供元:読売新聞


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